測量設計業に係る調査研究、研修会の開催、普及、啓発等に関する事業を行っています

協会アクセス

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◆JR「和歌山駅」より
  タクシー 約10分
  バス 約10分(2番乗り場) 
   「県庁前」バス停下車
  (バス停より約300m)


◆南海和歌山港線
    「和歌山市駅」より
  タクシー 約5分
  バス 約10分(9番乗り場)
   「県庁前」バス停下車
  (バス停より約300m)






測量ミニ知識

☆三角点(三角点標石)
 三角測量によって作られた基準点のことをいいますが、一般的には国土交通省国土地理院が行う基本測量により作られた基準点のことです。
よく山の頂上等で見られものは、花崗岩で作られている柱石と盤石からできています。

 国土地理院発行の、1/25,000や 1/50,000 の地形図には、三角の記号で位置が表されています。その地点の経度・緯度及び国家座標が分かっていれば、国土地理院へ申請すれば関係データが取得できます。
また、国土地理院のホームページでも公開されています。
  
「地図記号:三角点」と関連情報 (国土交通省 国土地理院ページ)
 ・https://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h06-01-01sankakuten.htm

「基準点成果等閲覧サービス」 (国土交通省 国土地理院ページ)
 ・https://sokuseikagis1.gsi.go.jp/top.html



☆GPS
(人口衛星を使った汎地球測位システム)

 GPSはカーナビで広く利用されており、一般的な言葉となりました。複数の人口衛星の電波を受信し、その位置を測定します。海上保安庁が実験したところ、位置精度は最大30m程度(平成14年7月31日海上保安庁文書)となるため、測量で使用する場合は受信機を数台使って観測し、その誤差を数cm以内になるように計算を行います。



☆電子基準点

 国土地理院が全国に約1,000点設置しています。世界的にみても最大級の観測網だそうです。目的は地震・火山等の地殻変動の監視と、各種測量の基準点として利用します。
 高さ5mのステンレス製の塔にGPS衛星からの電波を受信するアンテナと受信機を内蔵した構造で、得られたGPS観測データは、電話回線を通じてつくば市の国土地理院に集められます。
受信したデータの一部はホームページを通じて公開さ
れています。
  
「電子基準点とは」 (国土交通省 国土地理院ページ)
 ・https://www.gsi.go.jp/denshi/denshi_about_GEONET-CORS.html



☆測地成果2000
(明石天文台が450m程ずれた)

 2002年4月から、日本の測量座標系は世界測地系を使用することになりました。これにより、日本の位置が地球的に見て400mから450m程南東に動きました。
 しかし、実際に日本列島が動いたと云う事ではなく、経度緯度の数値が変わったということです。今後、日本の公共測量は、この世界測地系の数値を使用するように義務づけられました。

「世界測地系移行の概要」 (国土交通省 国土地理院ページ)
 ・https://www.gsi.go.jp/LAW/G2000-g2000.htm



☆地籍調査
 国土調査法という法律に基づき市町村が主体となって行う事業で、一筆ごとの土地境界と面積を正確に調査し測量するもので、気が遠くなるような広大な地域が対象となります。
 昭和27年(1952年)から始まっており、令和元年(2019年)9月末の全国進捗率は約52%です。
和歌山県内では、全30市町村が着手しており、完了した市町は5あり、県進捗率は48.1%です。

 地籍調査の成果は、地震・噴火・水害等の災害復旧や国民の財産保護、公共事業・まちづくり計画の円滑化、土地取引の円滑化、土地に係るトラブルの未然防止、固定資産税等の課税適正化、公共物管理台帳整備等の経費節減と迅速化・効率化など多方面で活用することができるため、早期の完了が望まれています。
 


   

参考文献
(発行は全て(公社)日本測量協会)

  「測量学事典」 (1990.7.20)
  「新版・測量用語解説」 (1994.12.25) 檀原毅薯
  「国土交通省公共測量作業規程」 (2002.6.6) 監修 国土交通省大臣官房技術調査課 
  「コミックGPSへの招待」 (1992.6.10) 監修 竹内均
  「新・やさしいGPS測量」 (2001.12.21) 土屋淳 ・ 辻宏道薯